飼育動物の診療上必要な獣医学ならびに獣医師として必要な公衆衛生に関する知識・技能について、以下の基準で必須問題に関する試験、学説に関する試験および実地に関する試験に分けて筆記試験が行われます。
第68回獣医師国家試験の詳細
試験日
・平成29年2月14日(火曜日) 9:30~16:50
・平成29年2月15日(水曜日) 9:30~15:00
試験日 | 試験時間 | 試験内容 |
平成29年2月14日(火) | 9:30~11:30 | 学説試験(A) |
13:00~13:50 | 必須問題試験 | |
14:50~16:50 | 学説試験(B) | |
平成29年2月15日(水) | 9:30~11:30 | 実地試験(C) |
13:00~15:00 | 実地試験(D) |
試験地
試験地 | 試験の場所 |
北海道 | 北海道札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階(会議・研修施設ACU) |
東京 | 東京都江東区有明3-5-7 TOC有明4階 |
福岡 | 福岡県福岡市博多区博多駅前4-2-25 代々木ゼミナール福岡校 |
出題数
・必須問題に関する試験:50問
・学説に関する試験:160問
・実地に関する試験:120問
合計330問
試験方法
多肢選択方式(マークシート)
受験資格
(1) 現行の大学の獣医学の正規の課程(6年制)を修めて卒業した者(平成29年3月31日までに卒業すると見込まれる者を含む。)
(2) 昭和53年4月1日から昭和59年3月31日までに大学に入学して獣医学の正規の旧課程(4年制)を修めて卒業した者であって、大学院において獣医学の修士の課程を修了した者
(3) 大学の獣医学の正規の旧課程(4年制)を修めて昭和28年3月から昭和53年3月までに卒業した者
(4) 昭和53年3月31日以前に大学に在学していた者であって、大学の獣医学の正規の旧課程(4年制)を修めて昭和53年4月1日以降に卒業した者
(5) 外国の獣医学校を卒業し、または外国で獣医師の免許を得た者であって、獣医事審議会が獣医師法第12条第1項第1号に掲げる者と同等以上の学力および技能を有すると認定した者
(6) 獣医師国家試験予備試験に合格した者
(7) 学校教育法(昭和22年法律第26号)附則第3条第1項の規定により旧大学令(大正7年勅令第388号)による大学として存続した学校であって獣医師免許審議会が認めたものの農学部獣医学科を昭和26年3月以降に卒業した者または同項の規定により旧専門学校令(明治36年勅令第61号)による専門学校として存続した学校であって獣医師免許審議会が認めたものの獣医学科を昭和26年3月に卒業し、かつ、その学校の専攻科1年の課程を修め、これを昭和27年3月までに卒業した者
(8) 獣医師法附則第6項、第7項もしくは第18項または旧獣医師法(大正15年法律第53号)第1条の規定により獣医師の免許を受けた者であって、4年以上獣医師としての経験がある者
受験手数料
13,900円
受験手数料の納付は、受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書に貼り付けることにより行うこと。この場合、収入印紙は、消印しないこと。
合格発表日
平成29年3月10日(金曜日) 午前10時
農林水産省ホームページ(http://www.maff.go.jp/)にその受験番号を掲示して発表します。
→獣医師 国家試験 合格率はこちらから
合否判定
合否判定は、必須問題の点数とその他の問題(学説A・Bおよび実地C・D)の総合得点により行います。
合否判定基準は、合格発表時に農林水産省ホームページの報道発表資料のページ(http://www.maff.go.jp/j/press/)に掲載します。
獣医師免許の申請から免許証交付までの流れ
獣医師国家試験に合格
↓
獣医師免許の申請
↓
獣医師名簿への登録(獣医師免許の付与)
※獣医師名簿登録日以降、獣医師としての業務を行うことが可能になります。
↓
獣医師免許証の交付
お問い合わせ
農林水産省 消費・安全局畜水産安全管理課 獣医事班
(獣医事審議会事務局)
〒100-8950
東京都千代田区霞が関1-2-1
TEL:03-3502-8111(内線 4530)